富士山周辺は26日朝早く、晴れて視界が広がり甲府地方気象台は「けさ6時20分ごろ、富士山の山頂が雪で白く覆われている様子が観測された」と発表しました。富士山の初冠雪は去年より15日遅く平年より26日遅いということです。また、10月26日の初冠雪は明治27年の観測開始以来、昭和31年とならんでこれまでで最も遅くなりました。
気象台によりますと、富士山山頂の午前7時の気温は氷点下7度1分だったということです。
富士山の初冠雪は甲府地方気象台の職員が肉眼で積雪を確認できたときに発表されますが、ことしは甲府市の日照時間が少なく気象台から初冠雪が見える機会が少なかったということです。