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中国主席 汚職許さぬ 「高級幹部は永遠に党に背くな」 | NHKニュース

先月、開かれた中国共産党の重要会議「6中全会」では、習近平国家主席が初めて公式に「党中央の核心」と位置づけられたほか、党員の心得や綱紀粛正について記した「準則」を定めました。


国営の新華社通信は、「準則」を定めた背景を習主席みずからが説明したとする発言内容を2日夜、伝えました。
この中で習主席は、最高指導部の元メンバーで収賄などの罪で、無期懲役の判決が言い渡された周永康前政治局常務委員らを名指ししたうえで、「ごく少数の高級幹部が政治的な野心を膨らませ、権力や地位を得ようと政治的陰謀を企てている」と指摘しました。


そのうえで「高級幹部は永遠に党に背くな」と述べ、最高指導部をはじめ党幹部の汚職などを許さない立場を強調し、みずからの強い指導で、党運営を進める姿勢を示しました。


この「準則」は、党規約に次ぐ位置づけで、トウ※小平の時代の1980年に定められていましたが、情勢の変化にあわせて今回、新たに作成したとしています。
中では、習主席を「党中央の核心」としたうえで、「党中央の権威を断固として守る」と明記されており、習主席への権力集中が反映されたものとなっています。


※「トウ」は「登」に「おおざと」