オーストリア大統領選 EU初「極右の元首」誕生か #nhk_news https://t.co/413kXter6u
— NHKニュース (@nhk_news) 2016年12月3日
オーストリアの大統領選挙の決選投票を争うのは、「緑の党」の出身で事実上の与党の候補者のファン・デア・ベレン氏と、野党の右派政党「自由党」のホーファー氏の2人です。
大統領選挙の投票はことし5月に行われ、ファン・デア・ベレン氏がいったんは僅差で勝利を収めましたが、開票作業に不正が見つかり、投票がやり直されることになったものです。
主な争点は難民や移民への対応で、ファン・デア・ベレン氏が受け入れに寛容な政策を打ち出しているのに対し、ホーファー氏はEUの方針に反してでも規制を強化すると訴えています。
排外的な主張を掲げるホーファー氏の「自由党」は、国内外から「極右」とも指摘されていて、欧米のメディアは仮にホーファー氏が勝利すれば、EUで初めて「極右の国家元首」が誕生すると伝えています。
投票は日本時間の4日午後3時から5日午前1時まで行われ、5日午前中には大勢が判明するものと見られます。