米軍オスプレイが名護市沖に不時着 2人けが #nhk_news https://t.co/SvZLqEZmNX
— NHKニュース (@nhk_news) 2016年12月13日
墜落したオスプレイ。機体は全損だ。https://t.co/MvmbONSdhW
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年12月13日
オスプレイ、日本初の墜落全損事故が起きたのは名護市安部。誰かの名字によく似た地名だね。因縁だね。https://t.co/u90evgpj9K読み方/沖縄県名護市安部.html
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年12月14日
在日米軍司令官「オスプレイの機体が原因の可能性低い」 #nhk_news https://t.co/fiFB7ktbmC
— NHKニュース (@nhk_news) 2016年12月14日
稲田防衛大臣はアメリカ軍の新型輸送機オスプレイが、沖縄県名護市の沖合で不時着したことを受けて、在日アメリカ軍のマルティネス司令官と14日未明に続いて、2回目となる電話会談を行いました。
この中で、マルティネス司令官は「オスプレイは安全が確認されるまで、一時飛行を停止する。沖縄をはじめ国民の不安を払拭(ふっしょく)するための努力をしていかなければならない」と述べ、国内でのオスプレイの飛行を一時的に停止することを伝えました。
また、マルティネス司令官は、不時着したオスプレイは空中給油の訓練を実施していた際に、給油のためのホースが切れて不具合が生じたことなどから、機体がコントロールできる状態でパイロットが意図した場所に着水したなどと説明しました。
そのうえで、マルティネス司令官は「アメリカ軍が現在、得ている情報からすると、事故の原因がオスプレイの機体にあるという可能性は極めて低いと評価している」と述べました。
これに対し、稲田大臣は「国民が安全性について、十分に理解することが何より大事であり、そのためには、しっかりとした根拠を持った情報が必要だ。客観的で根拠のある情報を速やかに提供してほしい」と述べました。
沖縄 副知事 “米軍が「パイロットは感謝されるべき」と反発” #nhk_news https://t.co/yQA6hIgc2E
— NHKニュース (@nhk_news) 2016年12月14日
沖縄県の安慶田副知事は14日午後、アメリカ軍キャンプ瑞慶覧で、ニコルソン四軍調整官と会談しました。
この中で、安慶田副知事は「県民が配備に強く反対してきたオスプレイが、このような事故を起こしたことに対し、怒りを禁じえない」と述べて、抗議するとともに、オスプレイの飛行中止と配備撤回を要請しました。
安慶田副知事によりますと、ニコルソン四軍調整官は「パイロットは県民や住宅に被害を与えないようにしていて、感謝されるべきで表彰ものだ。県は政治問題化するつもりか」などと述べ、反発したということです。
会談のあと、安慶田副知事は記者団に対し、「私たちからすれば、抗議して当たり前なのだが、抗議されること自体に非常に怒りをあらわにしていた。アメリカ軍は自分たちを理解してもらいたいと言うが、きょうのような態度では理解しようにも理解できない」と述べました。
沖縄の米軍トップ「空中給油訓練中トラブル 不時着を判断」 #nhk_news https://t.co/W7mN2IGDmZ
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13日午後9時半ごろ、沖縄県名護市の東およそ1キロの海上で、アメリカ軍普天間基地に所属する輸送機オスプレイ1機が不時着して、胴体や翼などが大きく壊れ、乗っていたアメリカ兵5人のうち2人がけがをしました。
これを受けて沖縄のアメリカ軍トップのニコルソン四軍調整官は14日午後、記者会見しました。
それによりますと、オスプレイは沖縄本島の沖合の上空で、空中給油機から給油を受ける訓練を行っていたところ、燃料を送るホースが切れてオスプレイの羽根に当たり、飛行が不安定になったということです。
その後、パイロットは嘉手納基地や普天間基地に戻ると、住宅地の上空を飛行することになるため、名護市の沖合の浅瀬に不時着する判断をしたということです。そのうえで、ニコルソン四軍調整官は、安全が確認されるまでオスプレイの飛行を停止することを明らかにしました。
これに先立ち、沖縄県の安慶田副知事はニコルソン四軍調整官に対し、オスプレイの飛行中止と配備の撤回を要請しました。
安慶田副知事によりますと、ニコルソン四軍調整官は「パイロットは県民や住宅に被害を与えないようにしていて、感謝されるべきで表彰ものだ」と述べ、反発したということです。
ニコルソン四軍調整官は記者会見で、「事故については誠に遺憾に思っているが、パイロットの判断はすばらしく、訓練のたまものだ」と述べました。
元空将 オスプレイ事故は大事故のたぐい #nhk_news https://t.co/jHbPjZD9i2
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航空自衛隊で戦闘機のパイロットや航空事故調査委員長などを務めた元空将の永岩俊道さんは、今回の事故について、「機体が大破しており、非常に強い衝撃で不時着したと見られる。大事故のたぐいだ」と指摘しています。
空中給油の訓練の際に、オスプレイに不具合が起きたとされていることについては「今回の空中給油訓練は夜間に行っていたと見られるが、これは軍隊にとって欠かせないもので、ベテランのパイロットでないと行えないリスクの高い訓練だ」と話しています。
また、アメリカ軍は事故原因に関連して、「原因が機体にある可能性は極めて低いと見ている」と説明していますが、永岩さんは「航空機事故は1つの原因で起きるものではなく、ヒューマンエラーや整備の問題など、いろいろな原因が積み重なって起きる。今回も原因を限定するのではなく、機体などを詳細に分析して突き止めることが必要だ」と指摘しています。
そのうえで「数十トンもの重量がある航空機が飛んでいる以上、事故やトラブルが無くなることは絶対にないが、墜落などの大事故に至らないようにするために、日米双方は今回の事故を教訓にする必要がある」と話しています。
米軍オスプレイ 別の1機も飛行中のトラブルで帰還 #nhk_news https://t.co/TGgNjSqwpN
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13日午後9時半ごろ、沖縄県名護市の東およそ1キロの海上で、普天間基地に所属するアメリカ軍の輸送機オスプレイ1機が不時着して大破し、乗っていたアメリカ兵5人のうち2人がけがをしました。
さらに、13日夜、別のオスプレイ1機も飛行中に機械的なトラブルを起こし、所属する普天間基地に戻っていたことが、アメリカ軍への取材でわかりました。
NHKが設置したカメラでは、14日午前1時前、普天間基地でオスプレイの機体の周りをアメリカ兵や赤色灯を照らした車両などが取り囲んでいる様子が確認されました。
アメリカ軍はNHKの取材に対し、「問題を解決する措置を取ったあと、普天間基地に安全に着陸した。けが人や機体の損傷はない」としています。
アメリカ軍によりますと、このオスプレイは13日夜、不時着事故のあと、一時現場上空の監視にあたっていたということで、事故とトラブルに関連はないとしています。