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The Syria Deal That Could Have Been - The Atlantic

Last year, the UN envoy had carved a path for a government "transition." But the White House and Hillary Clinton rejected it.

OCT 4, 2013


シリア北部のアレッポでは、アサド政権がロシア軍の空爆の支援を受け、反政府勢力の支配地域に激しい攻撃を続けた結果、13日までに市のほぼ全域を制圧しました。


これを受けて、最後まで抵抗を続けてきた反政府勢力の主要なグループは13日、アレッポの市外に撤退することで政権を支援するロシア政府と合意したと明らかにし、ロシア側もアレッポでの軍事作戦を停止したと発表しています。


合意によりますと、戦闘地域に取り残されている市民を、まず避難させたうえで、反政府勢力の戦闘員が市外に撤退するということです。反政府勢力が立てこもっていたアレッポ東部には、避難用のバスがすでに到着していて、日本時間の14日午後にも市民の避難が始まる見通しです。


反政府勢力の主要なグループが撤退を決めたことで、政権側は近くアレッポ全域の制圧を宣言するものと見られ、5年に及ぶシリアの内戦はアサド政権が圧倒的に優位な状況となりました。


ただ、反政府勢力はシリア北西部などを拠点に戦闘を続ける構えを崩していないうえ、過激派組織IS=イスラミックステートも一定の勢力を保っていて、全土で直ちに戦闘が収束する見通しは立っていません。

アメリカのホワイトハウスによりますと、オバマ大統領は13日、国家安全保障会議を開き、シリア北部のアレッポの状況について、「ロシアとイランが支援するアサド政権によって恐ろしい行為が行われている」と報告を受けました。


そして、オバマ大統領は戦闘を収めるとともに、取り残された市民の退避を可能にするため、同盟国などと連携して、あらゆる措置を取るよう指示しました。


また、アメリ国務省のカービー報道官は13日の記者会見で、アレッポでシリアの政府軍が市民を殺害しているという情報があると指摘し、「卑劣だ。ロシアの後押しを受けたアサド政権の残虐な行為は、やめさせなければならない」と述べ、アサド政権とロシアを非難し、戦闘をやめるよう求めました。

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