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厚生労働省によりますと、ことし6月末の時点で労働組合に加入している人は994万人となり、去年の同じ時期より5万8000人増えましたが、企業などで働く人に占める割合、組織率は推定で去年より0.1ポイント低い、17.3%にとどまりました。


これは統計が今の方式になった昭和28年以降で最も低く、5年連続で過去最低を更新しました。


主な団体別では、連合が去年よりおよそ1万人少ない688万人、全労連は2万9000人少ない77万6000人、全労協は5000人少ない11万2000人でした。


一方、パートタイム労働者は10万6000人増えて113万1000人となり、組織率も0.5ポイント高い7.5%と、いずれも過去最高となりました。


厚生労働省は「全体として組織率の低下は続いているが、小売り業や飲食サービス業などを中心に、パート労働者が組合に入る動きが広がっている」と分析しています。