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サウジアラビアは世界屈指の産油国ですが、長引く原油価格の低迷で深刻な財政難が続いていて、国の将来への危機感から石油の輸出に依存した経済からの脱却を目指しています。


フォーラムではサウジアラビアの政府関係者が、太陽光や風力といった再生可能エネルギーや、成人病予防につながる医療システム、それに、ゲームのコンテンツ開発など育成を図っている産業について説明し、日本の企業関係者らおよそ500人に積極的な投資や参画を呼びかけました。


これに対して参加者からは、投資の窓口がどこになるのかや規制の内容に関する質問が出され、関心の高さをうかがわせていました。


参加した商社の担当者は「許認可のスピードアップなど、ビジネスが行いやすい環境になってきている。再生可能エネルギーへの進出を検討したい」と話していました。


一方、サウジアラビア総合投資院のファイサル・バファラット理事は「経済改革を達成するには、外国からの支援が不可欠で、経済発展を遂げた日本の経験を必要としている。今回の国王の訪問をきっかけに日本との協力関係を一層強化していきたい」と話しています。