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シリアでは、停戦の合意後も、反政府勢力が拠点とする北西部イドリブ県で先月、化学兵器が使用されたほか、アサド政権側が各地で空爆を続け、反政府側もこれに応戦するなど、戦闘は収まっていません。


停戦を仲介したロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は3日、ロシア南部のソチで首脳会談を行ったあと記者会見し、停戦の維持が最優先だとして、特に戦闘の激しいイドリブ県に軍事活動を行わない「安全地帯」の設置を目指すことで一致したと明らかにしました。


プーチン大統領は、「安全地帯」には飛行禁止空域の設定も含まれるとしたうえで、アメリカのトランプ大統領もこの考えを支持しているとの認識を示しました。


しかし「安全地帯」の設置には、戦闘を続けているアサド政権と反政府勢力が合意する必要があるうえ、テロ組織は対象外だとしていて、双方の対立が根深い中で実現できるかは不透明な状況です。