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トルコのイスタンブールで27日に開かれた4か国の首脳会議には、ホスト国のエルドアン大統領、ロシアのプーチン大統領、フランスのマクロン大統領、それにドイツのメルケル首相が出席しました。

7年に及ぶシリア内戦ではアサド政権が圧倒的優位を固め、反政府勢力の最後の主な拠点、北西部のイドリブ県への総攻撃はロシアとトルコの合意でひとまず回避されたものの、戦闘の再燃が懸念されています。

首脳会議のあと出された共同声明では持続的な停戦の必要性を強調したほか、内戦の終結には政治的なプロセスが必要だとして自由で公正な選挙の前提となる新しい憲法づくりのため憲法委員会を年内に設置するよう求めています。

憲法委員会をめぐってはことし1月、ロシアがアサド政権と反政府勢力の代表を招き国連の特使も出席して開いた会議で設置に合意したものの、その後、進んでいません。

会談後の記者会見で4人の首脳たちは、シリアの将来はシリア国民が決めることだと口をそろえ、今回の首脳会議が政治プロセスの進展につながるか注目されます。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/26/200215(シリア北西部のイドリブ県で、今月、反政府勢力に対するアサド政権の総攻撃を回避するため、非武装地帯が設けられた)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/17/200245(米 イランが少年兵らをシリアに派遣と指摘 新たな制裁発表)