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政府が世界文化遺産に推薦する「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」をめぐっては、ユネスコの諮問機関、イコモスが、沖ノ島などを「世界遺産にふさわしい」と勧告していて、ことし7月の世界遺産委員会での登録決定が期待されています。


福岡県宗像市の沖合およそ60キロにある沖ノ島は、一般の人の立ち入りが厳しく制限されていますが、毎年5月27日は沖ノ島の近くで行われた日露戦争の海戦の戦没者を慰霊するため、一般の人も上陸が許され参拝できる特別な祭りが行われます。


ことしも全国から訪れたおよそ200人が漁船やフェリーで上陸し、海水に首までつかって身を清めたあと、険しい山道を登って宗像大社沖津宮に向かいました。社殿では神事が行われ、神職祝詞をあげると、参加した人たちは思い思いに祈りをささげていました。


兵庫県から訪れたという68歳の男性は「言葉には言い表せない神秘さがあり、感動しています。世界遺産になって、このすばらしさを世界に伝えてほしい」と話していました。