ソロス氏の長男が社長を辞任、一族の資産2.9兆円運用するファンドhttps://t.co/NkV3u9aiVe pic.twitter.com/5lybvZ4eWq
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2017年6月27日
著名投資家ジョージ・ソロス氏の長男、ロバート・ソロス氏は一族の資産260億ドル(約2兆9000億円)を運用するソロス・ファンド・マネジメントの副会長兼社長の職を退き、日々の運用業務から離れる。
20年余りにわたり同ファミリーオフィスの投資や経営に関わってきたロバート氏(53)は、引き続きオーナーとして戦略的な長期計画の策定に携わる。また、ベンチャーキャピタルなど流動性の低い投資を手掛けるソロス・キャピタル部門を新設する。
同氏は電話インタビューで、「全てが一つ屋根の下で強力な家長の支配下にあるシステムから、一族および顧客のさまざまなニーズに合わせた解決策を提供するモデルへと移行する」と説明した。
ソロス・ファンド・マネジメントは今年、最高投資責任者(CIO)にドーン・フィッツパトリック氏を採用、同氏の下で戦略の多様化を図ろうとしている。ロバート・ソロス氏の経営上の責務は4年前に最高執行責任者(COO)として加わったデービッド・ミリック氏が引き継ぐ。
原題:Robert Soros Stepping Down as President of Soros Family Office(抜粋)