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アメリ労働省は、4日、先月の雇用統計を発表し、農業分野以外の就業者数は前の月と比べて20万9000人の増加と、市場の予想を上回り、雇用の堅調な伸びを示す結果となりました。また、失業率も4.3%と、前の月と比べて0.1ポイント改善しました。そして、物価の動向を見極める上で重要な先月の平均時給は、前の年の同じ月と比べて2.5%のプラスとなりました。


FRBは、金融政策の焦点となっている金融の引き締めに向けた量的緩和策で膨らんだ資産規模の縮小について「比較的、早く始める」という方針を示しています。市場では、FRBが今回の好調な雇用統計の結果を踏まえ、伸びが鈍化している物価の動向も見極めながら、来月にも資産規模の縮小の開始を決めるという見方が強まっています。