7月の米雇用統計 農業以外で52万人余増加 好調な雇用環境続く #nhk_news https://t.co/hEAR5158xT
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年8月5日
アメリカ労働省が5日発表した先月の雇用統計によりますと、農業分野以外の就業者は前の月と比べて52万8000人増加し、25万人程度の増加を見込んでいた市場の予想を大きく上回りました。
失業率は前の月より0.1ポイント下がって3.5%となり、新型コロナウイルスの感染が本格的に拡大する前のおととし2月の水準まで改善しました。
また、就業者の内訳をみてみますと「接客・レジャー」や「建設」など幅広い分野で増加しています。
さらに、労働者の平均時給は前の年の同じ月と比べて5.2%の増加と賃金の増加傾向も続いていて、深刻な人手不足をうけた企業の賃上げ競争が、物価を押し上げる要因にもなっています。
中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は、記録的なインフレの抑制のため急ピッチで利上げを進めていて、好調な雇用環境が継続していることが示されたことで、今の金融引き締めを続けるという見方も出ています。
#経済統計