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トヨタ自動車が4日発表したことし4月から6月まで3か月間のグループ全体の決算は、売り上げが7兆476億円と去年の同じ時期より7%増えた一方、本業のもうけを示す営業利益は5742億円で10.6%減少しました。
これは、全体の販売台数は去年の同じ時期を上回ったものの、最大の市場である北米で値引き競争が激化し利益を圧迫されたためで、第1四半期の営業利益は2年連続の減益となりました。


一方、来年3月まで1年間の業績予想は、外国為替市場で円安が進み日本円に換算した収益がかさ上げされる見通しだとして、売り上げはこれまでの予想より1兆円多い28兆5000億円に、営業利益は2500億円多い1兆8500億円にそれぞれ上方修正しました。


会見で大竹哲也専務は「北米を中心に販売にかかる費用が増加し、残念な結果となった。業績見通しも為替の影響を除けば販売面ではマイナスを見込んでいて、引き続き競争力の強化に取り組んでいきたい」と述べました。

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