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司法試験の論文はC答案を狙え! | 岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

私なりに分析した結果、どんな答案がCかというと、
細かいミスはあるものの、一応メイン論点には触れられている答案です。
ポイントは、触れられているということです。


どういうことかと言いますと、論じられてなくてもいいんです。
論点なのに、論証をすることもなく、サラーっと書いてしまっている感じです。
引いている条文はあっている、しかし、論点を流してしまっている、でも一応条文は引いているから、論点にかすって触れているという答案です。


「え?」と思われるかもしれませんが、こんな感じでもCなのです。


さらに、驚きなのは、細かいミスをしていても大丈夫ということです。
そもそも、A答案でもミスはあります。


他方、E、Fの答案はどんな答案かというと、完全に、明後日の方向に行っちゃっている答案です。
利益相反取引が聞かれているのに、それを無視して、別のことを書いてしまっているような答案です。

法律の勉強は苦行なのか?視点を変えて勉強することの大切さ | 岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

今まで勉強がつまらないと思っていましたが、試験に向けた勉強がつまらないのであって、「法律を知ることは面白い」と感じているのが現在です。


今、倒産法について学習をしているのですが、面白いです。
また、不倫の慰謝料の相場を調べたり、交通事故にあった時の過失の割合を考えるのは楽しいです。


やはり、法律の勉強、それ自体は面白いのだと思います。
例えば、刑法に関しても、「溺れている子を見捨てただけで、殺人罪が成立するのか?」ということで考えたら、「どうなるんだろう?」と疑問を持ちませんか?


他にも、例えば、
「買った家に、シロアリが大量発生していたというときはどうなるのか?」
「不倫の慰謝料はいくらになるのか?そもそも、別居していた場合に不倫をしたら、どうなるのか?」
「子供が公園で遊んでいた時に壊れた遊具で怪我をしたら、誰に責任追及ができるのか?」
ということを考えると、法律を学ぶということは、面白いと思われます。


勉強する時も、なるべく自分の生活に関係することを連想すれば、興味が湧き面白さを感じたのではないかと感じています。


そして、法律の勉強の面白さはこれだけには止まらないのです。
とにかく、頭を刺激されます。


法律というのは、「こう考えると、こうなる。しかし、こういった不利益がある。そこで、こう考えます」といった感じで、うまく利益考慮されているのです。
自分の視点にはなかった見方を発見できるところに面白さがあるのではないかと思っています。
つまり、多角的な視点を身につけることができるということです。


先ほどの、「溺れている子を見捨てただけで、殺人罪が成立するのか?」という例を用いて説明すると、「溺れている子供を見捨てるなんて、けしからん、殺人行為だ!」とも考えられるでしょう。
他方、「いやいや、偶然通りかかっただけで、殺人は重すぎるよ」とか、「その人が泳げなかったらどうするの?その人も溺れちゃうよ」との意見もあるでしょう。


試験にこだわりすぎて、目の前にある問題を必死で解こうとすると、本来の法律の面白みを感じづらくなる時があるかもしれません。
しかしそんな時は、上記のように「本来の法律の面白さ」を思い出してもらえれば、勉強に対する気持ちも少しは楽になるかもしれません。

海外弁護士ドラマ、絶対見るべきはこれ厳選6選 | 岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

予備試験と司法試験の違い〜出題趣旨と採点実感〜 | 岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

司法試験と予備試験でいちばんの違いは、出題趣旨と採点実感の有無だと思います。


予備試験の方でも、出題趣旨は出ていますが、司法試験の方とは濃度が全く違います。

また、司法試験と予備試験では、問題文の長さが違います。

そうなると、司法試験と予備試験は全くの別物と考える人がいるのですが、それは全く違います。
司法試験も予備試験もやっていることは全く同じです。


どちらも、事案を読んで、手段を選択して、具体的事実を法律に当てはめるという作業をするだけです。
その法律に当てはめるという過程の中で、法律の解釈が必要となり、論点が出てくるだけです。
問題文が長くても短くても、法律解釈は、変わらないです。
むしろ変わっちゃいけません。
だから、司法試験も予備試験もやっていることは、同じなわけです。


さらにロースクール入試も同じことをしています。
つまり本質は変わらないのです。


と言っても、問題文が長くなった分、違いは出てきます。
それは、事実が増えたということです。
つまり、しっかりと事実を拾って、評価をしてあげなければいけなくなったということです。
この作業が予備試験と司法試験では違います。

リーガルパッドはなぜ試験勉強にオススメ?〜司法試験合格者のつぶやき〜 | 岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

私は、自宅で演習書や旧司法試験の問題の答案構成をする時、リーガルパッドを使っていました。

実際に使ってみると意外と便利でした。1枚1枚取れるようになっていますし、量も多いので「綺麗に書こう」「大切に使おう」という気が薄れて「ぐちゃぐちゃでもいいから」といった感じでいろいろメモできちゃいます。


リーガルパッドには、左から3cmほどのあたりに縦線が引かれているのですが、その部分に論点だったり、人物だったりをメモして、右側に具体的検討を書くといった感じで使っていました。これは、論点整理に役に立って、答案構成の時に非常に便利でした。


ただ、難点は、売っている場所が少ないということです。
普通の文房具屋さんにいってもないんですよね。当初は、私は、アマゾンで買っていました。
しかし、いいところを見つけました。それはコストコです。大量に安く売っていました。

大切なリーガルパッドを守るための「リーガルパッドホルダー」もお忘れなく

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