Big day at the United Nations - many good things, and some tricky ones, happening. We have a great team. Big speech at 10:00 A.M.
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トランプ氏、北朝鮮「ロケットマン」が破滅を招く−国連で演説https://t.co/UCZZSk1uBI pic.twitter.com/4Mcp4gjKJ3
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2017年9月19日
トランプ米大統領は19日、初めて国連総会で一般討論演説を行った。一握りの「ならず者国家」と対決する必要があると各国首脳に訴えた上で、北朝鮮を名指しし、核開発プログラムをめぐる対立が戦争にエスカレートした場合、同国は壊滅されることになると言明した。
トランプ氏は北朝鮮を「邪悪な国家」だと表現、「このような犯罪者集団が核兵器とミサイルで武装することが理にかなう国など地球上にない」と述べた。
さらに、北朝鮮の兵器プログラムに関する対立が戦争に発展した場合、「北朝鮮を完全に壊滅させる以外に選択肢はなくなる」と言明した。
また金正恩朝鮮労働党委員長に言及し、「ロケットマンが遂行しようとしている任務は自身と体制を死に追いやることだ」と述べた。
トランプ氏はこのほか、シリアとイラン、ベネズエラの政府を非難。これら3カ国は全て、「主権」国家連合と対決しなければならないとも指摘。国連を通じて対立が解決されることを願うとし、「それが国連の存在意義だ」と加えた。ただその上で、国連の「官僚主義とプロセス」に対する批判も展開した。
原題:Trump Warns North Korea’s ‘Rocket Man’ Invites Country’s Demise(抜粋)
【速報 JUST IN 】トランプ大統領 国連総会の演説で北朝鮮を強く非難 #nhk_news https://t.co/60GHLUpxUA
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国連総会で19日、初めて演説したトランプ大統領は、みずからが大統領に選ばれて以来、アメリカを取り巻く状況は改善していると主張するとともに、「私は、あなたたちが自分の国を第一に考えるのと同じように常にアメリカを第一に考える」と述べ、国際社会とはアメリカの国益を最優先に置きながら関わっていく姿勢を強調しました。
そして国際社会は今、少数の「ならず者」たちと立ち向かわなければならないとしたうえで、真っ先に北朝鮮を取り上げ、「工作員の日本語教師として強制的に働かせるために愛らしい日本人の13歳の少女を連れ去ったことをわれわれは知っている」と述べ、拉致被害者の横田めぐみさんに言及し、北朝鮮を非難しました。
そのうえで、北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させていることについて、「アメリカは、強さと忍耐を持ち合わせているが、アメリカと同盟国を守らざるをえない場合、北朝鮮を完全に壊滅するほか、選択肢はなくなる」と述べると、会場ではざわめきの声が聞かれました。
そして、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長を「ロケットマン」と呼び、「自滅の道を歩んでいる」として強く警告するとともに、北朝鮮への圧力を一層強めるよう各国に呼びかけました。
さらにトランプ大統領はイランが核開発を続け、テロ組織を支援し、中東地域を不安定にしていると非難するとともに、イランとの核合意の破棄も含めて対応していく考えを強調しました。
このほか、シリアのアサド大統領やベネズエラのマドゥーロ大統領についても名指しして「独裁者だ」などと強い口調で非難し、国際社会が一致して対応すべきだと主張しました。
今回の国連総会では、アメリカ第一主義を掲げ、国連に懐疑的な姿勢も示してきたトランプ大統領が、国際社会との協調を訴えるのかどうかが焦点の一つでしたが、演説は、アメリカの主張と利益を前面に打ち出し、北朝鮮やイランなどとの対決色を色濃く示したものとなりました。
トランプ大統領の国連総会での演説について、アメリカ議会の与党・共和党の有力議員で対外強硬派として知られるグラム上院議員は19日、声明を出し「北朝鮮の核開発に対する大統領の力強い言葉に感銘を受けた。北朝鮮に対処するため世界を結集させるのは当然だ」と評価しました。さらに「トランプ大統領が国連が仕事をするよう改革を働きかけるのも当然だ」と支持しました。
一方で、野党・民主党の下院幹部のホイヤー院内幹事は声明で「トランプ大統領は真の指導力を示す機会を逃した。残念ながら彼のトレードマークである空威張りと人気取りの演説をしただけだった」と批判しました。
国連総会での演説でトランプ大統領は、国連改革についても言及しました。この中でトランプ大統領は国連について「しばしば、この組織は結果ではなく過程や官僚主義に気をとられている」と批判し、改革の必要性を訴えました。
そしてアメリカは国連の分担金の最大の拠出国だとしたうえで「不公平な重荷に耐えている」と不満を示しました。ただ、「もし国連が、平和などの目標を達成するなら、この投資は価値があるだろう。アメリカ国民は一日も早く国連が人間の尊厳や自由のさらに効果的な擁護者になることを期待している」と述べました。
一方で、「どの国も軍事的、財政的な負担の不均衡に耐える必要があるべきではない。世界の国々はそれぞれの地域で安全で繁栄した社会を促進するためより大きな役割を担うべきだ」と述べ、各国に負担の共有を呼びかけました。
トランプ大統領が国連総会で、イランを厳しく非難し、核合意の破棄も含めて対応していく考えを示したことについて、イランのザリーフ外相は、ツイッターで、「トランプ大統領の無知で敵意に満ちた演説は、21世紀でなく、中世の時代のものだ。返答するにもおよばない」と投稿し、激しく反発しています。
国連では20日に、イランのロウハニ大統領が演説を行うことになっていて、イランに対する強硬な姿勢を貫くトランプ政権を批判するとともに、核合意を順守しているとして、イラン側の立場に理解を求めるものと見られます。
トランプ大統領に先立って、19日午前、国連総会で各国首脳のトップを切って演説したブラジルのテメル大統領も、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮を強く非難しました。
この中でテメル大統領は、「最近、朝鮮半島で行われている核やミサイルの実験は、誰もが無関心でいられない深刻な脅威で、ブラジルはこうした行為を強く非難する。先行きが見通せないこの事態に対して、平和的な解決方法を見つけることが急務だ」と述べ、北朝鮮を強く非難するとともに、軍事力に頼るのではなく、各国が協力して平和的な解決方法を探るべきだと訴えました。
また、去年、ノーベル平和賞を受賞したコロンビアのサントス大統領も国連総会で演説し、「平和と、世界の安全保障を脅かす北朝鮮の核実験やミサイルの発射に対し、とても残念に思うし、強く非難する」と述べ、北朝鮮の一連の対応を非難しました。
トランプ大統領の演説の中でマドゥーロ大統領が独裁者だと非難されたベネズエラのアレアサ外相は国連本部で19日、記者団に対し、「国連は平和と国際法の本部のようなものなのに、ここで聞いたのは真逆のものだった。トランプ大統領はここに初めて来てほかの国を破壊することを話し始めた」と批判しました。そのうえで、「世界中で人権を侵害している国があたかも従業員に対するかのようにほかの国々に発言する道徳的な権限を持っているようだ」と、皮肉まじりにアメリカを非難しました。
米国務省報道官 大統領演説 北朝鮮に憤り示した #nhk_news https://t.co/xY854RC6vd
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年9月20日
トランプ大統領は19日、ニューヨークで開かれている国連総会で演説し、国際社会が直面する脅威として真っ先に北朝鮮を挙げ、弾道ミサイルの発射を止めないキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長を「ロケットマン」と呼び、「アメリカと同盟国を守らざるをえない場合、北朝鮮を完全に壊滅するほか選択肢はなくなる」と述べ、核・ミサイルの開発を止めるよう強く警告しました。
この発言について19日、ニューヨークでNHKとの単独インタビューに応じたアメリカ国務省のナウアート報道官は、「トランプ大統領は、キム委員長の行動に国際社会がどれほど憤っているのか、そして国際社会が力を合わせて北朝鮮に圧力をかけていくことが重要だということをはっきりと示したかった」と述べました。
そして「われわれ国務省の中で活発に議論しているのは、いかに『平和的な圧力』を加えるかだ。われわれも、北朝鮮の人々が飢えていて、悲惨な環境に置かれていることは知っているが、核・ミサイルの開発計画に使う資金をキム・ジョンウン体制から奪い取ることこそが重要だ」と述べ、国連総会の場を北朝鮮への圧力を一層強める機会にしたいという考えを強調しました。
そして「われわれは国連総会に参加する多くの国々の代表と会談することを楽しみにしている。トランプ大統領にとってとりわけ重要なのは、日本の安倍総理大臣との首脳会談だ」と述べ、21日に予定されている日米首脳会談の場で、トランプ大統領が北朝鮮問題に加えて、この秋の訪日などについても意見を交わす見通しだと明らかにしました。
Confirmation hearing: @JonHuntsman to be Ambassador to #Russia – LIVE on C-SPAN3 https://t.co/ejCc8oMU0c pic.twitter.com/x7UglB7Tus
— CSPAN (@cspan) 2017年9月19日
米次期駐ロ大使 北朝鮮の非核化などでロシアと協調を #nhk_news https://t.co/ncQtCJrTUQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年9月19日
トランプ政権の新しいロシア大使に指名されたハンツマン氏は、当初、国務長官への起用も取り沙汰されていた人物で、5年前の大統領選挙では共和党の候補者選びに立候補したほか、民主党のオバマ前政権では中国大使を務めた有力者です。そのハンツマン氏の人事を審議する議会上院の外交委員会の公聴会が19日開かれ、ハンツマン氏は「ロシアが去年の大統領選挙に干渉したことは疑いがない」と述べ、ロシアを強く非難したうえで、ウクライナ情勢などをめぐり、ロシアが行動を改めるよう厳しい姿勢で臨む考えを示しました。
その一方で、ハンツマン氏は「世界の安定と安全に関わる課題については、ロシアと取り組むしかない」とも述べ、北朝鮮の非核化やテロ対策などで協調が必要だとして、協力関係の構築にも意欲を示しました。米ロ関係をめぐっては、先月、アメリカで対ロ制裁を強化する法案が成立したことをきっかけに、両国の間で対抗措置の応酬も起き、関係のさらなる冷え込みは避けられない見通しです。こうした中、ハンツマン氏の指名は、今後、与野党の支持で承認される見通しで、手腕が注目されることになりそうです。
中国、ベネズエラ政府への支持表明 国連で外相が会談 https://t.co/ESuWbSpakt pic.twitter.com/QTUy0xvw6N
— Reuters Jp World (@ReutersJpWorld) 2017年9月20日
新華社によると、王外相はアレアサ外相に対し、両国は包括的な戦略パートナーシップを結んでいると指摘。「中国の対ベネズエラ政策に変わりはない」と強調した。
また「国際社会は公平で客観的な立場を取り、建設的な役割を担うべき」と訴えた。
中国とベネズエラは特にエネルギー分野で緊密な外交・ビジネス関係を持つ。