https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


FRBのイエレン議長は26日、オハイオ州で講演し、このところ懸念材料となっている物価の伸びの鈍化について、「おそらく一時的なものだ。物価の上昇率は今後数年間で、目標としている2%程度で安定するだろう」と述べ、物価低下の原因は、携帯電話など一部のサービスの大幅な価格下落によるもので、全体としては緩やかな伸びが続くという認識を示しました。


そのうえでイエレン議長は、「物価の上昇率が2%に戻るまで金融政策を維持するのは賢明ではないだろう」と述べ、雇用の改善などを踏まえ、緩やかな利上げを続けていく考えを強調しました。


FRBは先週開いた会合で、年内にあと1回、来年に3回、利上げを行うという想定を公表しています。市場では、イエレン議長が改めて利上げを続ける姿勢を強調したことで、ことし12月の会合で追加の利上げが行われるという見方が多くなっています。

#FRB