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 無所属の渡辺喜美参院議員(65)は30日、衆院へのくら替え出馬を断念したと明らかにした。渡辺氏は新党「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)合流へ意欲を示し、衆院栃木3区への立候補を模索していた。


 渡辺氏は栃木県大田原市で開かれた後援会会合の後、記者団に「断腸の思いで衆院選出馬を諦める」と述べた。「参院で政界再編という大仕事が残っている」と強調。小池氏側から「参院に残ってほしい」と要請があったと説明した。栃木3区には、自分と近い候補者を擁立するという。


 東京、大阪、愛知・名古屋圏の首長による連携は、地域政党減税日本」代表の河村たかし名古屋市長も提唱していた。大村氏とは、かつて市長選・知事選でタッグを組んだ仲だ。松井氏とは減税と維新との合流について協議を重ね、小池氏にはたびたび新党結成を呼びかけてきた。


 だが、3知事の会見に、河村氏の姿はなかった。


 河村氏は、衆院選で自身が希望公認で立候補することを模索していた。しかし小池氏側と連絡がなかなかつかず、苦悩を深めていった。結局、自らの立候補は29日に断念を表明した。


 小池氏らにそでにされたようにも見えるが、河村氏はなお、希望と連携する意欲を持ち続けている。30日夜、「常に前向きに考える。またええ日も来るでしょう」と朝日新聞の取材に笑みを見せた。


この中で、希望の党の若狭氏は、衆議院選挙に向けた民進党出身者の公認調整について、「今の国政を変えなければいけないという熱意と資質があるかどうかであり、どの程度の人数になるかは、これから詰めていく」と述べ、1日も民進党の玄葉元外務大臣と協議を行う考えを示しました。


そのうえで、若狭氏は、「あすかあさって公認を発表したいが、民進党で基本的な考え方が一致している人が加わることはある」と述べ、第1次公認候補者の中には、事実上の合流方針が決まったあと、希望の党に公認を求めている民進党出身者も含まれるという認識を示しました。


一方、民進党の枝野代表代行は、1日午前、前原代表と電話で会談し、民進党の出身者は希望の党に公認を申請することが、事実上の合流の前提になっているとして、前提が違ってきているのか説明するよう求めました。


これに対し、前原氏は、「きょう夕方まで、待ってほしい」と述べたということです。この後、枝野氏は国会内で記者団に対し、「前原氏が、あれだけ力強く、『新しい器の中で民進党の理念や政策を実現しよう』と言ったが、前提が違うなら、みんなも私も納得できない」と述べ、1日改めて、前原氏から話を聞く考えを示しました。


また、枝野氏は、民進党出身者が希望の党から公認されないケースへの対応について、「さまざまな模索があることは承知しているが、ぎりぎりまで見て判断をすべきだ」と述べました。


この中で、自由党の森参議院会長は、衆議院選挙に向けて希望の党が進めている民進党出身者の公認調整について、「『排除』という言葉に驚いた。民主主義と立憲主義を取り戻すため、本当の結集に向かってほしい。希望の党の小池代表は、本心を明確にし、有権者が判断できるようにしてほしい」と述べました。


また、森氏は、小沢代表が交渉している希望の党との連携について、「今月10日に衆議院選挙が公示されるので、どのような形で戦うのか、それぞれの候補者が、どの選挙区で、どの政党から公認されるのか、早く決定しないといけない」と述べ、早期に結論を出す必要があるという認識を示しました。


希望の党若狭勝氏は、東京都内で記者団に対し、「自民党政権は、脈々としがらみ政治の中にいて、規制緩和も、国民にとってよいことが骨抜きにされてきた。国政のシステムをここで変えないと手遅れになるという思いを強く訴えていきたい」と述べました。


一方、若狭氏は、希望の党の候補者擁立に関連して、「233人以上を擁立しなければ、単独過半数は当然難しい。今後擁立する数を見ていただければ、今回単独で政権交代を目指すのか、今回の次の選挙を目途にしているのかは明らかになる」と述べました。


東京都の小池知事が代表を務める希望の党は、1日午後、東京都内で、衆議院選挙の立候補予定者を集めて、今後の手続きなどに関する説明会を開きました。


この中で、小池氏は、「日本を真に改革しなければならない。何としても勝ち抜くため、ともに頑張ろう」と述べ、立候補予定者との写真撮影などを行ったということです。説明会に出席した希望の党若狭勝氏は記者団に対し、「きょうの出席者は50人以上はいる。選挙に出た経験者でも不安がある人が多いのではないかと思うので、公認された時の流れなどを説明した」と述べました。


希望の党の代表を務める東京都の小池知事は、東京都内で記者団に対し、衆議院選挙に向けた民進党出身者の公認調整について、「1つ1つの選挙区であったり、候補者それぞれの特性がある。それを1つずつ詰めている状況だ」と述べました。


そのうえで小池氏は、民進党内で、一部の立候補予定者は公認されないのではないかという見方が出ていることについて、「前原代表との間で、私は、冒頭から、『政策の一致が前提だ』と申し上げている。民進党内のコミュニケーションの問題ではないか」と述べ、民進党内の混乱は、党内のコミュニケーションの在り方の問題だという認識を示しました。


また小池氏は、記者団が、「『排除』という言葉に反発が出ているが」と質問したのに対し、「『政策によって公認の可否を判断する』と言ったのであり、言葉の問題ではないか」と述べました。


希望の党若狭勝氏と民進党の玄葉・元外務大臣は、民進党出身者の公認調整をめぐって、1日も断続的に協議を行っていて、午後6時すぎから国会内で始まった協議には、希望の党の細野・元環境大臣も同席しています。
これに先立って、玄葉氏は、党本部で前原代表に調整の状況を説明したあと記者団に対し、「かなり精力的にやっており、第1次公認は、一両日中には発表できるよう調整したい。一定の大きな規模の人数になると思う」と述べました。そのうえで玄葉氏は、記者団が、「民進党出身者も1次公認に含まれるか」と質問したのに対し、「もちろん入る」と述べました。


 中川氏は地元の広島県で会見を開き、広島4区からの出馬を断念すると表明した。


 中川俊直氏「立候補はご遠慮させていただかなければ、自民党が分裂してしまう。広島4区に公認が立った場合には、辞退しようと」


 中川氏は今年4月、不倫問題で自民党を離党し、無所属となっていた。広島4区での候補者を模索していた自民党が先月30日、中国比例ブロック選出の新谷正義氏の擁立を決めたため、出馬を断念したという。


 広島4区からはこのほかに、希望の党の公認を求める民進党の恵飛須圭二氏、無所属の空本誠喜氏、無所属の落合洋司氏、共産党の中石仁氏が立候補を表明している。

#政界再編#二大政党制