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イランのロウハニ大統領とイラクのアバディ首相は26日、イランの首都テヘランで首脳会談を行いました。


国営通信によりますとロウハニ大統領は、この中で「イラクの復興と発展にあらゆる努力を惜しまない」と述べて、IS掃討後の復興支援に全面的に協力していく考えを示しました。


また、これに先立ってアバディ首相と会談した最高指導者のハメネイ師は「アメリカの言うことは信用するな」と述べて、イランが対立関係にあるアメリカと距離を置くよう求めました。


イランは、同じシーア派が率いる現在のイラク政権との間で深い関係を築き、イラクでのISの掃討作戦ではシーア派民兵を支援するなど軍事面で重要な役割を果たしてきました。


これに対して、アメリカのティラーソン国務長官は、訪問先のサウジアラビアで、22日「イランの民兵は母国に帰るべきだ」と発言し、イランが影響力を拡大させていることに警戒感をあらわにしていて、IS掃討後のイラクをめぐって、イランとアメリカの対立がより深まることも予想されます。