プーチン大統領 北方領土含む平和条約交渉 日米安保の影響考慮 #nhk_news https://t.co/oXdE7Gxvcj
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月11日
ロシアのプーチン大統領は11日、ベトナムのダナンで、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席したあと、記者会見を行いました。
この中で、プーチン大統領は、北方領土問題を含む日本との平和条約交渉について、「日本が、同盟国のアメリカに対して安全保障上負っている義務が、交渉にどのような影響を及ぼすのか見極めなくてはならない」と述べ、交渉を進める上では、日米安全保障条約の影響を考慮する必要があるという立場を改めて強調しました。
さらに、プーチン大統領は、「われわれは、こうした点について、すべて明らかにしなければならない。大変な作業だ」とも述べ、交渉には時間がかかると指摘しました。
一方、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮について、プーチン大統領は、「核保有国になることは認めない」としながらも、中国とともに、すべての関係国に対話を呼びかけるとして、圧力の強化を求めるアメリカや日本とは一線を画す立場を重ねて示しました。