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社会民主党メルケル首相のキリスト教民主・社会同盟と連立を組んできましたが、9月の議会選挙で歴史的な大敗を喫したため、シュルツ党首は党の立て直しのため連立には参加せず野党第1党として活動する方針を示してきました。
しかし、メルケル首相は2つの少数政党との連立協議が先月決裂したことを受けて、安定政権を樹立するため社会民主党に大連立を呼びかけています。


社会民主党は7日、ベルリンで党大会を開き、この中でシュルツ党首は連立協議に応じるべきだとの立場を示し支持を訴える一方で、「重要なのはわれわれが何を実現できるかだ」と述べて、党の政策を連立政権に反映させることを重視する姿勢を強調し、大連立を続けることに懸念を抱く党員に対して配慮を示しました。


これに対し、出席した党員からは「再び大連立に参加するのは政治的な自殺だ」などと反対する意見が相次ぎましたが、採決の結果、賛成多数で連立協議に入ることを決めました。シュルツ党首とメルケル首相の協議は来週にも始まると見られますが、協議は数か月かかるとの見方もあり、行方が注目されます。

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