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インドを訪れている中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相、それにインドのスワラジ外相は11日、首都ニューデリーで会談し、アフガニスタンをめぐる情勢などについて協議しました。


アフガニスタンでは、反政府武装勢力タリバンが攻勢を強めているほか、過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織によるテロが相次ぎ、治安の悪化に歯止めがかかっていません。


会談後、3か国の外相は共同声明を発表し、治安の改善を目指して現地の治安部隊の育成を支援することや、テロ組織の資金源となっている麻薬のアヘンの生産を撲滅するため対策を強化することを明らかにしました。そのうえで、「アフガニスタンの平和と安定には多国間の関わりが重要だ」として、3か国が緊密に連携してアフガニスタン情勢への関与を強めていくことを確認しました。


一方、11日の会談では、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮の問題についても話し合われ、緊張の緩和に向けて3か国が協力していくことで一致しました。