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アメリカのトランプ大統領は28日、みずからのツイッターに「北朝鮮に石油が入ることを中国が許していることに非常に失望している」と書き込み、中国が北朝鮮への石油の供給を容認しているとして不満をあらわにしました。


これは韓国の一部のメディアが、北朝鮮の船が中国船籍と見られる船から海上で石油などを受け渡されていたことがわかったと報じたことが背景にあるとみられます。アメリカのメディアによりますと、中国側はこの報道の内容について否定しているということです。


ツイッターの中でトランプ大統領は「これが続けば、北朝鮮問題で友好的な解決は決してないだろう」と書き込み、対話による解決を主張する中国をけん制しました。


アメリ財務省は先月、北朝鮮の船が海上で国籍不明の船から石油と見られる物資を移す様子を写したとする写真を公開し、国連安全保障理事会の制裁決議に違反している可能性を指摘するなど、制裁逃れを許さないという姿勢を鮮明にしていて、トランプ政権としては北朝鮮への圧力を最大限強めるため、中国に一層の協力を迫る狙いがあると見られます。

北朝鮮情勢をめぐってトランプ大統領は28日、ツイッターに「私は長い間、言い続けてきた」と書き込んだうえで、18年前にみずからがテレビ番組に出演した際の映像などを掲載しました。


この映像の中で、トランプ大統領は「この世界で最も大きな問題は核の拡散だ」と指摘したうえで、「北朝鮮核兵器を開発している。それをやめさせるためにわれわれは何かをしなければならない」と述べています。


トランプ大統領としては、みずからの主張が間違っていないことをアピールするとともにアメリカの歴代の政権が北朝鮮への対応を十分に行わなかったために、その後北朝鮮が核開発を加速させる事態を招いたと訴える思惑があると見られます。