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タイでは軍主導の暫定政権が、来年2月から5月の間に総選挙を行う考えを示しています。

この選挙の見通しについて、国外逃亡中のタクシン元首相が滞在先の香港でNHKのインタビューに応じました。

タクシン元首相はタイで最大の政治勢力である、いわゆるタクシン派「タイ貢献党」に依然として強い影響力を持っています。

タクシン元首相はまず、タクシン派が下院で第一党となり、民主化を望む勢力が過半数を超えるとの見通しを示しました。

そして、軍主導の政治体制は「総選挙後、数週間で崩壊するだろう」と述べ、タクシン派を軸とした政権が誕生するとの見方を示しました。

その一方、タクシン氏が帰国して政界復帰する可能性については「正義が適用される保証はなく、帰国したら刑務所に入れられて殺されるかもしれない」と述べ、現時点では復帰する考えを否定しました。

日本との関係については「これまでの長く良好な関係を保ってきた歴史よりも現状を重視している」と述べ、軍主導の暫定政権と関係を維持していることに批判的な見方を示しました。

そのうえで、日本に対して自動車などの製造拠点だけでなく、ロボットなど最先端産業の投資を呼びかけました。