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この会議は、地球温暖化への懸念が高まる中、次世代のクリーンエネルギーとして期待される水素の活用策を話し合うため初めて開かれました。

会議には世界の20の国と地域からエネルギー担当の閣僚などが出席し、冒頭、世耕経済産業大臣が「世界のリーダーである皆様から意見をいただき、水素社会の実現に向けた大きな動きを生み出すきっかけを作りたい」とあいさつしました。

会議では、世界で水素をさらに普及させるため、規制の共通化やコスト削減などで各国が協力するほか、安全性に関する情報の共有を進めることなどを盛り込んだ「東京宣言」を取りまとめました。

会議のあと世耕大臣は「ビジネスとして自立できるマーケットの確立が重要で、日本としてさまざまな手段で後押ししたい」と述べ、水素の普及で主導的な役割を果たすことに意欲を示しました。