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安田さんの解放をめぐっては、トルコとともにシリアの反政府勢力に影響力を持つカタールが重要な役割を果たしたとされています。

これについて、カタールを代表するテロ対策や治安情報の専門家、ジャビル・ハラミ氏が首都ドーハでNHKの取材に応じました。

この中で、ハラミ氏は解放交渉について「カタールは日本政府と緊密に連携し、失敗のおそれがあるため交渉は極秘で進められた」と述べ、日本政府の依頼を受けて、水面下の交渉があったとの見方を示しました。

また、「身代金を支払ったとしても掛けがえのない人命が守られるのであれば、それは全く問題ない」と述べ、カタールから身代金の支払いがあった可能性を指摘しました。

そのうえで、安田さんが拘束されていたシリア北西部のイドリブ県で、今月、反政府勢力に対するアサド政権の総攻撃を回避するため、非武装地帯が設けられたことに触れ、「トルコがこの機会を捉えて、あらゆる勢力への働きかけを強めた結果、解放に至った」と述べ、イドリブ県をめぐる情勢の変化も大きな転機となったとの見方を示しました。

安田さんの解放をめぐっては、トルコとともにシリアの反政府勢力に影響力を持つカタールが解放交渉などで重要な役割を果たしたとされています。

これについて、カタール政府の高官は25日、NHKの取材に対し、「日本政府と国民に対して、安田さんが無事に解放され帰国したことに祝意を表したい」としたうえで、「カタールとトルコは、解放につながる情報を外交ルートやテロ情報を担当する専門機関を通じて日本側に提供してきた」として、安田さんの解放を情報面で支援したとする立場を明らかにしました。

また、こうした支援は、日本政府の要請を受けて作られた枠組みのもとで行われたとしています。

カタール政府は、これまで事件について反応を示しておらず、こうした内容を政府の公式な見解として近く明らかにするものと見られます。

一方、安田さんの解放にあたって、カタール武装組織に高額の身代金を支払ったという見方も出ていますが、その真偽についてカタール政府は明らかにしていません。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200215(「安田さん解放は4日前 カタール・トルコが主導」シリア団体)