世界体操選手権 男子個人総合 日本は23年ぶりにメダルなし #nhk_news https://t.co/ntM8T4FtkV
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月31日
カタールのドーハで開かれている大会は31日、男子個人総合の決勝が行われました。
決勝には、右足首のけがで個人総合への出場を断念したエースの内村航平選手に代わって予選に出場し、10位で通過した萱選手と6位だった去年の銅メダリスト、白井選手が出場しました。
萱選手は1種目め、得意の「あん馬」で安定した演技を披露し、4種目めの「平行棒」でも手足の先まで伸びた美しい演技で14点台後半の高い得点をマークしました。
萱選手は6種目すべてで大きなミスがなく、合計点84.765で6位でした。
一方、白井選手は、得意の「ゆか」で、確実性を重視して伸身宙返りをしながら体を2回ひねるH難度の大技「シライ3」をいれない演技構成で臨み、この種目トップの得点をマークしました。
さらに「跳馬」でも自身の名がついた「シライ/キム・ヒフン」を着地までほぼ完璧に決めてトップの得点でしたが、「あん馬」で12点台にとどまるなど、他の種目で得点を伸ばせず、合計点84.531で7位でした。
日本が男子の個人総合でメダルを獲得できなかったのは選手の派遣を中止した大会を除き、1995年以来23年ぶりです。1位はロシアのアルトゥール・ダラロヤン選手で得点は87.598でした。