イタリア財政赤字拡大の見通し ユーロ各国 予算案の再考求める #nhk_news https://t.co/klyDc8qfXE
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年11月6日
イタリア政府はGDP=国内総生産のおよそ1.3倍の債務を抱えていますが、財政赤字が拡大する見通しを示した来年の予算案を先月、各国の予算を審査する立場のEU=ヨーロッパ連合に対して提出しました。
これに対してEUは「重大な規律違反がある」として、今月13日までに予算案を再提出するよう求めています。
この問題について単一通貨を導入するユーロ圏各国は5日、財務相会議を開き、「イタリアの債務が拡大すればユーロ全体に影響がおよびかねない」としてイタリアに対して、一致して予算案の見直しを求めました。
一方、イタリアのトリア財務相は、経済成長には公的支出を増やす積極予算が欠かせないとの立場を強調したうえで、イタリア政府は見直しには応じないとの考えを示しました。
今回の財務相会議でEUに続いてユーロ圏各国が予算案の見直しを求めたことでイタリアの孤立が浮き彫りとなった形で、今後のイタリア政府の対応が注目されます。
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/25/200245(Meeting with Prime Minister of Italy Giuseppe Conte)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200310(「債務拡大の予算案 受け入れず」EU イタリアに再提出求める)