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イギリスでは、メイ首相が示したEUからの離脱協定案について批判が噴出し、与党で不信任の投票を求める動きが表面化しています。

メイ首相は18日、テレビ番組に出演し、不信任の投票を求めた議員について「私が知るかぎり、必要な規定の数に達していない」と述べました。

そのうえで、「いま首相を代えたところで離脱交渉が簡単になるわけではない。交渉が遅れ、離脱が実現しないおそれがある」と警告し、反対派の議員の動きをけん制しました。

さらに、メイ首相は、EUと将来の経済関係の青写真を描く「政治宣言」の交渉は今も続いていると強調し、この中にイギリスにとって有利な条件を盛り込むことで批判を封じ込めたいとの思いをにじませました。

イギリスのメディアは、態度を表明していない議員の中には週末に選挙区で支持者と相談して不信任を決める可能性がある議員もいると指摘し、この1週間がメイ政権の命運を決めると伝えています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/17/200310(英政局混乱 メイ首相に離脱案の修正迫る閣僚も)