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イギリスでは、EUとの間で取りまとめた離脱協定案を批判する離脱担当相はじめ閣僚など4人が相次いで辞任するなど、政局の混乱が続いています。

メイ首相は16日、ラジオ番組に出演して、国民からの質問に直接答える形で離脱協定案の支持を訴えました。

その後、新しい離脱担当相にスティーブン・バークレー氏を任命し、政権の立て直しを急いでいます。

こうした中、離脱派を代表するフォックス国際貿易相は「協定案に反対している議員は合理的な判断をすべきだ。なんらかの合意があるほうが何もないよりはましで、いまは経済界に安定を与えることが国益にかなうことだ」と述べ、首相を支持する姿勢を示しました。

また、辞任の可能性が取り沙汰されていたゴーブ環境相も「首相を支持する」と述べ、閣僚の辞任の連鎖は、ひとまず止まった形です。

ただ、ゴーブ氏をはじめ離脱派の閣僚は週末にも会合を開き、離脱協定案を修正するよう首相を説得する方策を探るとも伝えられ、メイ政権がEUとの正式合意にこぎつけられるかどうか見通しは立っていません。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/16/200310(英首相 相次ぐ閣僚辞任もEU離脱交渉推し進める姿勢示す)