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秋篠宮さま)平成も30年、かなり長い期間になります。それをこう振り返って総括するというのは、なかなか私にはできません。

例えば、平成の初めのころ、私も日本にいなかった時期もありますし、例えばそういう時に、ニュースでベルリンの壁の崩壊であったりとか、そういうものを見て、驚いたことはあるわけですが、平成ということですので、日本のことになろうかと思います。

そうすると、いくつか思い浮かびますけれど、例えば、バブルが崩壊して、経済の低迷といいますか、失われた10年とか、その後も含めて20年とか言われますけれども、ちょうどそのバブルのころ、それからその後でもって、人々の生活のパターンというのが変わったなというのは、私なりに何となく感じております。

また、これは大変、残念なことではありますけれども、自然災害が非常に多かった。震災もありました。そして、また近年は、豪雨であったり豪雪もあります。台風などでも大きな被害が出ています。そういう自然災害が、非常に多い時代だったなという印象があります。

あとこれは、おそらく1992年のリオデジャネイロのいわゆる「地球サミット」後になるのではないかなと思いますが、企業であるとか、もちろん自治体もそうですね、それから個人が、非常に環境というものに関心を持つようになり、それぞれが環境に対して、どういうことができるかというのを、真剣に考えるようになった時代だったのではないかと思います。

そして、いろいろなITの発達、これは、それこそ私などは、昭和時代はワードプロセッサですね、昭和の終わりぐらいですよね、で文章を作っていた。それがいつの間にか、もういわゆるパーソナルコンピュータが普及する、そしてさらに、スマートフォンだいろいろと出てきました。

以前では考えられないぐらい、情報が入ってくるようになり、それからまた、海外と連絡する際も極めて迅速に、それが行えるようになり、また例えば海外の事情なども、容易に知ることができるようになる。

ある意味では、国の国境がボーダーレスの時代になったなという印象があります。私自身はまだ、追い付いていかないところが少しありますけれども、そういう時代だったなと思います。

そして、もう一つ挙げるとするならば、日本人が学術や芸術、それからスポーツなど、さまざまな分野で目覚ましい活躍をしている時代かと思います。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/29/200422(日本の人口減少 今後40年でGDP25%以上減とIMF試算)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/27/200210(現政権の横暴は日本が真に民主化するチャンスだったかも知れなかったけど、今のところ望みは薄そうだな。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20180129/1517222198(自分たちなりに懸命に生きるけど空虚。失われるばかりで、何も新しいものは産まなかった平成 #平成細雪

殿下:小室さんに関わること、これが毎週のように週刊誌等で報道されていることは、私も全てをフォローしているわけではありませんけれども承知はしております。それで小室さんからの連絡というのものは、まあどうでしょう。2、3か月に一度くらいでしょうかね。時々もらうことがあります。

これは娘と小室さんのことではありますけれども、私は今でも、その二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います。

まだ婚約前ですので、人の家(うち)のことについて私が何か言うのははばかられますけれども、やはりその今お話ししたようなそれ相応の対応というのは大事ですし、それから、これは二人にも伝えましたが、やはり今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして、問題をクリアにするということかもしれません。

そして、それとともに、やっぱり多くの人がそのことを納得し、喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは婚約にあたる納采の儀というのを行うことは出来ません。私が今お話しできるのはそのくらいのことです。

殿下:小室さんから、その報道について云々という、それ自体については私は聞いておりません。もちろん、ただその中に、今までにあった中で、これは事実とは違うことだということについて説明があったということはあります。ただそれについて、じゃあ何か行動を今するのかどうか、その様子については、その連絡からうかがうことは、知ることは私は出来ておりません。

殿下:具体的にもし言うのであれば、たとえば即位の礼、これは国事行為で行われるわけですね、一連のものは。ただ大嘗祭については皇室の行事として行われるものですし、それからある意味の宗教色が強いものになります。私はその宗教色が強いものについてはそれを国費でまかなうことが適当かどうか。

これは平成の時の大嘗祭の時にもそうするべきではないという立場だったわけですけれども、まあその頃はうんと若かったですし、多少意見を言ったくらいですけども、今回も結局その時を踏襲してすることになったわけですね。もうそれは決まっているわけで。ただ私として、やはりこのすっきりしない感じというのは今でも持っています。

整理の仕方としては、一つの代で、一度きりのものであり、そういう大切な儀式ということでは、もちろん国もそれについての関心があり、公的性格が強い故に、国費でまかなうということだと、それは平成の時の整理はそうだったわけですね。ただ、で今回もそうなわけですけれども、じゃあ宗教行事と憲法との関係はどうなのかという時に、それはやはり内廷会計で行うべきだと思っています。

ただやっぱりそれをするためには相当な費用がかかりますけども、大嘗祭自体は私は絶対にすべきものだと思います。ただその出来る範囲で、言ってみれば身の丈に合った儀式にすれば、少なくとも皇室の行事という風に言ってますし、そういう形で行うのが本来の姿ではないかなと思いますし、そのことは、宮内庁長官などにはかなり私も言っているんですね。

ただ残念ながらそこをこう考えることを、言ってみれば、まあ、話を聞く耳を持たなかった。というのは私は非常に残念なことだったという風に思っています。

ーー眞子さまと小室さんのご結婚に関する質問のお答えの中で、「相応の対応」ということをおっしゃられましたけれども、これはお二人の結婚の意思が今も非常に固くて、そのお気持ちを今後も支えていかれるという風に受け止めてもよろしゅうございますでしょうか。

殿下:それとは少し違い、それを支えていく、という意味でお話したのとは違います。あの時の質問は恐らく、小室さんについての報道のことと、それからまた、連絡を受けてという、それについての私の答えでしたけれども、単に、それ相応の対応というのは、こちらの対応ではなく、相手側の対応ですね。その後にお話しましたように、やはりきちんとどういうことなんだということを説明をして、そして多くの人に納得してもらう、喜んでもらう状況をつくる、それが「相応の対応」の意味です。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/29/200100秋篠宮家の親子にとってだけでなく、時代の移り変わり目にある皇室にとっても喫緊の課題になっているのに、“親子で話ができない”が、問題の先延ばしの言い訳になるでしょうか。)

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/29/200105(事態が明らかに畏怖すべき時に当って,これを恐れぬということは,明智に乏しいか,これを欠いているかの徴ともなるわけだな.)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/29/200120マトリックスから逃れたいのであれば、いちばん重要なことは自分自身を知ることであると考えます)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/29/200125(欲望を律してこそ人間でしょ?他者の迷惑も顧みず自らの欲望のままに生きるなんてそんなの獣と大差ない。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/29/200127(やはり、自分はどういう人間であり、どういう将来像を描きたいのかというビジョンを携えられるような倫理や哲学の世界が、いまの日本には必要なんじゃないのか)