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来年の正月は営業を休むスーパーが増えそうです。深刻な人手不足や働きやすい環境づくりのため、休業日を増やす動きが一段と広がっています。

このうち、首都圏で100店舗余りを展開する「サミット」は、これまで正月休みを元日のみとしていましたが、来年は一部の店を除いて、2日も休みとします。2日を休みにするのは19年ぶりで、人手不足が深刻化する中、従業員にとって働きやすい環境を整える狙いがあるということです。

田村詔専務は「正月に従業員がリフレッシュし、接客サービスの向上につながることを期待している。お客様には不便をかけるがご理解をいただきたい」と話しています。

また、首都圏に展開する「いなげや」と「ヤオコー」も、来年は元日に加えて2日も休業するということです。

このほか、関東地方に290余りの店舗を持つ「マルエツ」が23年ぶりに元日をほぼ全店で休みにするほか、「京急ストア」も10年ぶりに首都圏の47店舗すべてで元日を休みとします。

コンビニでは、北海道が拠点の「セイコーマート」が、来年は元日を定休日とする店舗を全体の半分以上の670余りに増やしました。

小売り各社は深刻な人手不足を受けて賃金水準の改善だけでなく、働き方改革を通じて従業員の確保を図りたい考えで、来年の正月は休業日を増やす動きが一段と広がりそうです。