https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

びわ湖では今シーズンのアユ漁が1日解禁され、早朝から滋賀県内17の漁業協同組合の漁師たちが漁に出ました。

このうち大津市にある堅田漁港では5隻の船が漁から戻り、沖合およそ1キロに設けた「エリ」と呼ばれる仕掛けでとったおよそ5センチの稚魚「ヒウオ」を水槽からすくって、養殖用として業者に引き渡していました。

びわ湖のアユの漁獲量はおととしから、例年のおよそ60%から80%の水準にとどまり深刻な不漁が続いてきました。しかし、ことしは、放流する親アユの量を増やすなどの取り組みで、稚魚の生息数が回復したということで、堅田漁港の漁の初日は漁船1隻当たりおよそ110キロの水揚げがあり豊漁だったということです。

堅田漁業協同組合の今井政治副組合長は「4、5年ぶりの豊漁で大きめのアユがとれた。いいアユが去年の6、7倍はとれるのではないか」と話していました。

sho-sui.com

「松水」 小松水産株式会社

「寒ぶり」は冬の間、日本海を南下するぶりでこの時期、富山湾の氷見沖で取れるぶりは特に脂がのっているとして高値で取り引きされ、日本海の冬の味覚として人気があります。

氷見漁港では1日朝、およそ700本のぶりが水揚げされ、午前6時すぎに漁協などでつくる判定委員会が大きさや形などを確認し、本格的なシーズンの到来を告げる「寒ぶり宣言」を出しました。

続いて、せりが始まり、仲買人たちの威勢のいい声が響く中、寒ぶりが次々に競り落とされていきました。

「ひみ寒ぶり」は重さ6キロ以上が判断基準の1つになっていて、1日水揚げされたぶりは9キロ台が中心で、大きいものでは14.5キロだったということです。

仲買人は「待ちに待っていた寒ぶり宣言です。ことしも形がよく間違いなく脂がのっているので自信を持ってお届けできます」と話していました。