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このうち、フランスのマクロン大統領やイギリスのメイ首相は、皇太子に直接、事件の真相解明が必要だとの立場を改めて伝えました。

また、事件の舞台となったトルコのエルドアン大統領は会見で、捜査に対するサウジアラビア側の協力が不十分だとの批判を展開しました。

一方、皇太子を擁護しているとの批判が出ているアメリカのトランプ大統領は、あいさつをかわしただけで距離を置いた対応になりました。

これに対して、ロシアのプーチン大統領は1日に皇太子と会談して原油市場への対応などを協議し、原油の価格を維持するため来年に向けて減産を続けることで一致したとしています。

また、30日のサミットの会場ではプーチン大統領が皇太子とがっちりと握手し談笑する様子も伝えられました。

このように、各国首脳のムハンマド皇太子への対応はジャーナリスト殺害事件に対する立場の違いを際立たせるものとなりました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/01/200250(ロシアのプーチン大統領は、サウジアラビア人のジャーナリストが殺害された事件をめぐって、疑いの目が向けられているムハンマド皇太子とG20サミットの会場で隣り合った際、満面の笑みを見せながら肩の高さまで手をあげて、がっちりと握手を交わしました。)