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トルコにあるサウジアラビア総領事館でジャーナリストのジャマル・カショギ氏が殺害された事件では、サウジアラビア政府が関与を認めたほか、欧米メディアはムハンマド皇太子の関与を指摘し国際的な批判が広がっています。

ムハンマド皇太子と敵対関係にあったとされるサウジアラビアのワリード・ビンタラール王子が4日、アメリカのFOXテレビに出演し「皇太子は100%無実だと信じている」と述べて、ムハンマド皇太子を擁護する姿勢を打ち出しました。

世界有数の投資家として知られるワリード王子は、ムハンマド皇太子が行った汚職捜査の一環でおよそ3か月間拘束され、巨額の資産を没収されたと伝えられるなど、皇太子とは「因縁の間柄」とされています。

ワリード王子が率先して皇太子を擁護する姿勢を鮮明にすることで、サウジアラビア政府としては、事件の早期幕引きとともに、ムハンマド皇太子が実権を握る体制に揺るぎがないことを内外に示す狙いがあるものとみられています。

ジャマル・カショギ氏の息子のサラハさんとアブドラさんがCNNテレビのインタビューに応じ、サラハさんは「われわれの望みは家族の墓地に遺体を埋葬することです」と述べて、遺体の返還をサウジアラビア政府に求めていることを明らかにしました。

また「彼は穏健な人物で、反体制派ではなく、王政とともに改革が実現すると信じていた」と述べて、一部で報道されているカショギ氏が民主化を求める動きに加わろうとしていたという見方を否定しました。

一方、サラハさんとアブドラさんはインタビューの中で、サウジアラビア政府や、関与が指摘されているムハンマド皇太子に対する批判は一切口にしませんでした。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/03/200320(トルコ大統領「サウジアラビア政府最高レベルからの命令」)