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ここで余談ですが、マティス長官が外遊の際に搭乗する専用機「E4B」に触れておきます。

ボーイング747型をベースにあらゆる通信設備を加えて改良した特殊な航空機で、「国家空中作戦センター」に指定されています。核戦争や大災害で地上の指揮機能が崩壊しても世界中に展開するアメリカ軍を上空から指揮できる能力を備え、「世界の終わりの日のための飛行機」とも呼ばれています。

記者が座るのは機体中央からやや前方の列、記者会見室を兼ねたスペースで、そのすぐ後ろにはドアを挟んで国防総省の職員のスタッフルームがあります。

アジア外遊にはアジア太平洋地域を統括するシュライバー国防次官補をはじめ、40人ほどの職員が同行し、分厚い資料を片手に電話で地上と頻繁にやり取りする姿が見えました。

ちなみに機内にはもちろん客室乗務員はいません。食事の時間になるとアメリカ軍の下士官機内食を運んで来てくれますが、飲み物はセルフサービスです。