https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

トランプ大統領の元顧問弁護士、マイケル・コーエン被告はおととしの大統領選挙で選挙資金に関する法律に違反し、大統領とかつて不倫関係にあった女性らに口止め料を支払ったなどとして、禁錮3年と罰金の判決を12日、言い渡されました。

また、この裁判で検察側は、口止め料はトランプ大統領の指示で支払われたとしています。

コーエン被告は、14日放送されたABCテレビのインタビューで、トランプ大統領はみずからの不倫スキャンダルが公になることが「大統領選挙にどう影響するのか非常に懸念していた」と指摘しました。

そのうえで、口止め料の支払いについては「大統領が私に指示した」と述べました。

さらに、トランプ大統領は不正だと認識していたのか問われると「もちろんだ」と述べ、違法だと知りながら支払いを指示したと主張しました。

トランプ大統領は、コーエン被告に法を犯すよう指示したことはなく、法律に違反するような行為も行っていないという立場を強調しています。

しかし、元顧問弁護士が大統領の指示を断言したことで、来月から始まる議会で野党・民主党による責任追及がさらに強まるとみられます。

トランプ大統領は、ケリー大統領首席補佐官が年末までに辞任することを今月8日に公表しました。

後任にはペンス副大統領の側近のエアーズ氏が有力視されていましたが、エアーズ氏が辞退し、人選が難航しているとも伝えられていました。

こうした中、トランプ大統領は14日、マルバニー行政管理予算局長を首席補佐官代行に充てることを明らかにしました。

トランプ大統領ツイッターに「マルバニー氏はこれまですばらしい仕事をしてくれた。アメリカを再び偉大にするために、彼とともに働くのを楽しみにしている」と書き込みました。

大統領首席補佐官はホワイトハウスを支える政権の要で、アメリカのメディアは「マルバニー氏は打診された時点では、首席補佐官ポストへの就任に消極的で、代行として短期間務めることになるのではないか」という見方を伝えています。

トランプ大統領中間選挙の結果、野党・民主党に議会下院の多数派を奪われ、新たな連邦議会が来月から始まるのを前に、政権を支える幹部の入れ替えを進めています。

米国の保守系有力雑誌で反トランプ政権の論陣を張ってきた「ウイークリー・スタンダード」の親会社は14日、同誌の廃刊を発表した。新聞や雑誌業界の厳しい経営環境に加え、保守系メディアが相次いで親トランプ路線となる中、発行部数の減少に歯止めがかからなかった。

 ブッシュ(子)政権時代はイラク戦争を支持するなど影響力が高まったが、トランプ政権発足後は外交や通商政策で厳しく政権を批判、フォックスなど親トランプの保守メディアと一線を画した結果、大半がトランプ支持に回った共和党支持者らの間で影響力を失っていった。

ウィリアム・クリストル - Wikipedia

ネオコン知識人の一人、『ウィークリー・スタンダード』誌編集長。アーヴィング・クリストルの子。

ハーヴァード大学政治学の博士号を取得(1979年)。ペンシルベニア大学およびハーヴァード大学ケネディスクールで政治哲学の講義を担当した後、レーガン政権の教育長官だったウィリアム・ベネットの首席補佐官、ブッシュ・シニア政権ではダン・クエール副大統領の首席補佐官などを歴任する。1997年、新シンクタンクアメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)」議長に就任した。2008年にはジョン・マケイン共和党大統領候補の外交政策アドバンザーを務めた。

また1994年に、ジョン・ポドレツとともにネオコン系雑誌『ウィークリー・スタンダード』を創刊。ニューヨーク・タイムズ』紙や『タイム』紙などにも寄稿している。FOXニュースのレギュラー・コメンテーターとして広く知られていた。2013年に契約が終了してからは、2014年からABCに移籍し、コメンテーターを務めている。