https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

トランプ大統領は15日、ツイッターに「ジンキ内務長官は年内で政権を去る」と書き込みました。後任は近く発表するとしています。

ジンキ氏は、アメリカ海軍の特殊部隊「シールズ」に20年以上所属した元軍人で、共和党の下院議員を務めたあと、去年、国有地や天然資源を管理する内務長官に就任しました。

しかし、チャーター機の不適切な利用や土地開発をめぐる不正など疑惑が相次いで浮上し、辞任するのではないかという観測が出ていました。

中間選挙の結果、野党・民主党に議会下院の多数派を奪われたトランプ大統領は、選挙翌日にセッションズ司法長官を解任したのをはじめとして、政権幹部の刷新を進めています。

14日には年内で辞任するケリー大統領首席補佐官の後任として、マルバニー行政管理予算局長を首席補佐官代行にあてることを明らかにしたばかりです。

トランプ大統領としては新たな連邦議会が来月から始まるのを前に、2020年の大統領選挙での再選も見据え足場を固める狙いがあるとみられます。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/14/200120(井上は金を溜めることは知つて居ても、公私の別あることを知らぬ。さういふ人間に、苟くも皇室の御財政、延いては、國家財政の重任が委せられるものではない。)

アメリカの主要メディアによりますと、死亡したのは中米グアテマラ出身のジャクリン・カールちゃん(7)です。

西部ニューメキシコ州のメキシコとの国境近くで、今月6日、不法入国したとして、少女と29歳の父親は、ほかの移民の集団160人余りとともにアメリカの国境警備当局に拘束されました。

その後、少女はおう吐などの症状を訴え、40度以上の高熱を出し、2日後に病院で死亡したということです。

死因はわかっていませんが、アメリカの当局は「拘束前の数日間、飲まず食わずだった可能性がある」としています。

ホワイトハウスのギドリー副報道官は14日、記者団に対して「悲劇的な状況だ」と述べ、哀悼の意を示した一方で、「合法的に入国していれば防げたはずの死だ」として、トランプ政権には責任はないという認識を示しました。

一方、野党・民主党は「これは人道危機だ。かよわい家族たちが安全に入国することを認める道義的責任がわれわれにはある」として議会で追及する方針で、国内の人権団体からも非難する声が上がっています。

トランプ大統領は、メキシコとの国境の壁の建設に強い意欲を見せるなど不法移民に対して厳しい姿勢をとり続けていますが、少女の死をきっかけにトランプ大統領への批判が一層高まりそうです。

メキシコと国境を接する南部テキサス州にあり、移民を支援する団体は15日、記者会見しました。

この中で、団体の代表者は、死亡したジャクリンちゃんと一緒にいた父親の代理人の声明文を読み上げ、「食事も水も十分に与え、拘束されるまでは元気な様子だった」と指摘し、死因や経緯を徹底的に調査するよう求めています。

また、グアテマラに残っていた母親や祖父らは15日、メディアの取材に応じ、このうち母親は「娘は病院で一緒にした父親の目の前で息をひきとりましたが、父親は何もすることができませんでした」とつらい胸のうちを明かしました。

ジャクリンちゃんは、父親を1人にさせたくないという理由で3000キロ以上離れたアメリカを一緒に目指すことを決意したということです。

そして、ジャクリンちゃんは、父親がアメリカで仕事を見つけて、ふるさとに残してきた3人のきょうだいなど、生活に苦しむ家族に送金するのを楽しみにしていたということです。

アメリカへの移住を目指す移民たちは、ことし10月、中米・ホンジュラスを出発し、周辺のエルサルバドルグアテマラでさらに多くの人たちが合流してメキシコに渡り、アメリカを目指しました。

最初のグループがメキシコ国内に入ったあとも、ホンジュラスを中心とした別の移民たちのグループが相次いで大規模な集団となってメキシコに入り、一時、メキシコ国内にはおよそ1万人ほどの移民が滞在していたとみられます。

最初のグループは先月13日に、アメリカと国境を接する町メキシコ・ティファナに到着し、アメリカへの難民申請を目指して手続きを始めました。

ティファナには今月の時点で3000人余りの移民がいるとされていますが、一方で、難民申請には少なくとも数週間がかかり、さらにトランプ政権が不法移民への厳しい姿勢を示す中、多くの人たちにとって難民として認められるのは厳しい状況だとみられる中で、不法に国境を越えてアメリカへの入国を目指す人たちが相次いでいます。

先月25日には、ティファナで一部の集団が国境を越えようとしたため、アメリカの警備当局が催涙スプレーで応戦したほか、一時、アメリカとメキシコを結ぶ国境の検問所が閉鎖され、緊張が高まりました。

また、アメリカを目指す移動の途中で交通事故に遭って命を落としたり、強盗に襲われたりするケースも相次いでいます。

カリフォルニア大学の専門家は、メキシコを北上する中米の移民たちの中で、特に女性は、道中に性的暴行の被害に遭うケースが相当数に上っていると指摘しています。

今月1日に就任したメキシコのロペスオブラドール大統領は、移民に対して寛容な政策を掲げていて、今回の中米からの移民たちに対しても、一定の条件を満たせばメキシコ国内で合法的に滞在・就労できる許可を与えるとしています。

また、アメリカへの入国を目指す移民が後を絶たないのは、ホンジュラスエルサルバドルなど中米地域の貧困が根本的な原因だとして、積極的に経済支援を打ち出す方針を示し、アメリカにも協調を呼びかけていました。

そして、12日にはトランプ大統領と電話で会談し、移民問題アメリカとメキシコの2か国が合同で中米地域の発展や雇用の創出を促すプロジェクトを立ち上げる可能性について話し合ったとしています。

しかし、一方のトランプ大統領は13日に自身のツイッターを更新し、その中では、ロペスオブラドール大統領との会談には触れず、「国境の壁の建設費用はメキシコが払う」と投稿し、改めて不法移民に厳しい姿勢を見せていて、両国が協調して移民問題の解決に向かえるかは不透明な状況です。