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ベルギーでは、国連主導のもと今月10日に採択された、移民への対応に関する国際協力の枠組み文書にミシェル首相が署名したことをめぐり、連立を組む右派政党が強く反発し、連立政権から離脱しました。

この文書は、正規の移住を柔軟に認めることなどを盛り込んでいるものの法的拘束力はなく、ミシェル首相は議会で改めて理解を求めましたが主張が受け入れられなかったとして18日、フィリップ国王に辞任を申し出ました。

フィリップ国王は辞任の受理を保留していて、20日、各党の幹部らと相次いで会談し、ミシェル首相にとどまるよう求めるか、他の党に組閣を要請するかなどの打開策を探ることにしています。

ベルギーでは極右政党がことし10月の統一地方選挙議席を増やしたほか、今月16日には首都ブリュッセルで国連の文書の採択に反対するデモが起きるなど、移民受け入れに反対する声が高まっています。