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アメリカ大統領選挙にロシアがサイバー攻撃などを通じて干渉したとされる疑惑をめぐって、アメリカのメディアはロシアとトランプ陣営の間に共謀がなかったかどうかなどを捜査するモラー特別検察官が、トランプ大統領本人の事情聴取を検討していると報じています。


これについてトランプ大統領は24日、一部の記者団に対し「楽しみにしている。できるだけ早くやりたい」と述べ、事情聴取に応じる意向を示しました。


そして、聴取が実現するまでには2、3週間かかる可能性があると指摘しました。


一方で、ロシアとの共謀はないと主張するとともに、当初、捜査を指揮していたFBI連邦捜査局のコミー長官を解任したことなどをめぐり指摘されている司法妨害の疑いもないと否定しました。


ロシア疑惑をめぐっては、特別検察官の捜査チームがセッションズ司法長官やコミー氏に加え、ポンペイオCIA=中央情報局長官の事情聴取を行ったと報じられ、捜査は大詰めをむかえつつあるという見方も出ていて、トランプ大統領本人の事情聴取が実現し疑惑の解明につながるのか注目されます。