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GE=ゼネラル・エレクトリックは24日、去年10月から12月までの決算を発表しました。


それによりますと、売り上げは314億200万ドル、日本円で3兆4000億円余りで、前の年の同じ時期より5%減少しました。そして最終損益は、およそ35億ドルの黒字だった前の年から一転して98億2600万ドル、日本円で1兆円余りの赤字となりました。


これは、再生可能エネルギーの普及に伴い、GEが主力とするガスタービンなどの需要が減って電力事業が不振だったことや、保険事業の資産評価を見直した結果、将来の支払いに備えて巨額な引当金の計上を迫られたことなどによるものです。


GEはこれまで、金融部門や伝統の家電部門を売却する一方、電力事業や成長が期待できる航空機エンジンなどに事業を集中する戦略を進めていますが、売り上げの縮小傾向が続き、業績が低迷しています。


去年8月に経営トップに就任したジョン・フラナリーCEOは電話会見で、「今は厳しい時期だが、この先の100年もGEが重要な企業であり続けるよう会社を作りかえる」と述べました。