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発表によりますと、IBMは、レッドハットの株式を1株当たり190ドルで現金で買い取り、買収総額は最大で340億ドル、日本円で3兆8000億円にのぼるということです。

IBMはクラウドと呼ばれる情報処理事業で、アマゾンやマイクロソフトに比べ遅れをとっていることなどから、売り上げの減少が続いていました。

このため、企業向けのクラウド事業を展開するレッドハットを買収することで、この分野の事業強化を加速させたいものと見られ、今回の巨額買収がどこまで効果を発揮するか注目されそうです。

発表の中でIBMは「今回の買収は大きな変革をもたらす。クラウド市場を大きく変える」としており、当局の承認を得て、来年後半には買収を完了させたいとしています。