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マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏は、2011年の全米知事協会で、現代の経済において、リベラルアーツ教育は大卒者の妨げになりかねないと語った。


その数日後、アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏は、「リベラルアーツと結ばれ、人文科学と結ばれたテクノロジーが、我々の胸を高鳴らせるような結果をもたらす」と発言した。


あれから7年が経ち、マイクロソフトジョブズ氏の側に立っている。


マイクロソフトの社長ブラッド・スミス氏とAI研究担当副社長ハリー・シャム氏は、新刊『Future Computed:AIとその社会における役割』で、同社の最近のAI研究から導き出された「最も重要な結論の1つ」は、AIのポテンシャルを最大限に引き出すためには、リベラルアーツ教育からの学びが不可欠になるということだと記した。

「あるレベルにおいて、AIはより多くの人がデジタルスキルやデータサイエンスに精通することを求めるでしょう。しかし、AIが動かす世界のためのスキルアップには、科学、テクノロジー、工学、数学以外の要素も必要です。コンピューターがより人間に近くなるにつれ、社会科学と人文科学がこれまで以上に重要になるでしょう。言語学、アート、歴史、経済学、倫理、哲学、心理学、人材開発といった科目によって、AIソリューションの開発や管理に役立つ批判的、哲学的、倫理的なスキルを教育することができます」

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