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このうちイギリスの大手銀行ロイズ・バンキング・グループは5日からグループが発行したクレジットカードでは、仮想通貨を購入できなくする措置を始めました。


理由についてロイズ・バンキング・グループは「仮想通貨の激しい値動きのリスクから顧客を守るためだ」と説明していて、仮想通貨の売買で顧客が大きな損失を被ればクレジットカードの返済が滞りかねないことを懸念した対応と見られます。


アメリカでも最大手のJPモルガン・チェースバンク・オブ・アメリカ、そして、シティグループが同様の措置を始めています。


仮想通貨に関するアメリカの情報サービス会社、コインデスクによりますと、大手銀行の間でこうした対応が相次いだことなどから、5日、仮想通貨の代表格のビットコインの価格は急落し、一時、1ビットコインあたり8000ドルを下回りました。


ビットコインは、去年12月、一時、1ビットコインあたり1万9000ドルを超える最高値をつけましたが、各国の金融当局や銀行などが規制を強めることへの警戒感からこのところ下落傾向が強まっています。