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ドイツでは、去年9月に行われた選挙のあとメルケル首相の4期目の政権発足に向けた連立交渉が難航し、4か月以上がたった今も政権が発足しない異常事態となっています。


こうした中、メルケル首相が率いる中道右派キリスト教民主・社会同盟と第2党で中道左派社会民主党との間で進められてきた連立交渉が、7日最終的な合意に達しました。合意の詳しい中身などについては、明らかになっていません。


ただ社会民主党は、46万人余りのすべての党員を対象に、今回の合意を承認して最終的に連立政権に加わるかどうかを問う党員投票を行うことにしているため連立政権が誕生するかどうかは、投票の結果しだいとなります。


社会民主党内では、これまで4年間にわたって連立政権に加わったことで、党の独自性が失われたとして政権参加に反対する人も少なくないため結果が注目されています。