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ドイツのメルケル政権で連立与党の一角を担う中道左派社会民主党は、ヨーロッパ議会選挙で大敗を喫したことなどから、ことし6月に党首が辞任し、新しい党首選びを進めてきました。

党首選挙には2人1組での立候補も認められ、30日に発表された党員による決選投票の結果、メルケル首相の政党との連立の維持に懐疑的なエスケン氏とヴァルターボルヤンス氏のペアが得票率53%で、連立維持を訴えてきたショルツ財務相らのペアに勝利しました。

エスケン氏は連邦議会の議員で、ヴァルターボルヤンス氏は西部ノルトライン・ウェストファーレン州の元財務相です。

2人は今週行われる党大会で正式に党首に任命されることになっています。

社会民主党メルケル政権のもと10年にわたって連立を組んできましたが、党の独自色を発揮できず支持率が低迷しているとして、連立の解消を求める声が高まっていました。

今回勝利した2人は最低賃金の引き上げやインフラ投資の拡大などを掲げ、メルケル首相の政党と合意できなければ連立の解消も辞さないという立場を示していて、メルケル政権の先行きは不透明感を増しています。

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