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資産家のジョージ・ソロス氏は昨年11月、ユーロ圏の統合深化という長年提唱してきた話題について議論するため欧州中央銀行(ECB)の政策決定メンバーの1人であるクーレ理事と会談した。


  16日に公表されたECB理事会のカレンダーによれば、同理事とソロス・ファンド・マネジメントは昨年11月14日にフランクフルトで「ユーロ圏の深化」に焦点を絞る非公開会合を持った。クーレ理事はECBの国際・欧州関係担当。同中銀の広報担当は、参加者がユーロ圏の統合について非常に高いレベルで議論したと述べた。


  ソロス氏(87)は、先進国・地域で民主主義を促進し保護する取り組みを自身のオープンソサエティー財団が強化していると述べている。先月スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムでは、欧州連合(EU)に市民の支持を取り戻すとともにナショナリズムの台頭を防止するための「抜本的」改革が必要だと指摘していた。  


原題:Soros Met ECB’s Coeure to Discuss Deeper Euro-Area Integration(抜粋)