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「安分守己」――。本分を守り、身の丈にあった生き方をして己を持するとの意である。「インターナショナルスクール」「ICU」「海の王子」「米国留学」などと、煌(きら)びやかなフレーズが並ぶ青年の経歴と実際の暮らしぶりとの間には、残念ながら大きな乖離があったのは疑うべくもない。


 そして、これこそが今回のあらぬ局面を招いた、小さいながらも致命的な齟齬の原点ではなかったか。

 小室さんが眞子さまと出会ったのは12年6月。学内で開かれた留学に関する説明会においてであった。そこから交際はスタートし、眞子さまは9月から英国エジンバラ大学へ、小室さんも米国UCLAへと発った。この時、山田さんは佳代さんに「口座に200万円ないと大学が留学を認めない」と促され、そのまま振り込んでいる。


 そのICUは、入学金と授業料、施設料を合わせると初年度の納入金が約170万円。これは早慶上智の文系学部と比べ、およそ40万〜50万円ほど高額である。


「交通の便も悪く、学生の3分の1は寮に入ります」


 とは、さる卒業生。小室さんもまた、寮生活を送っていたのだが、


「入寮時は5万6000円を支払い、他に寮費は年間で約50万円と、決して安くありません。学生はおもに首都圏出身で、裕福な家庭の子が多かったです」(同)


 また、小室さんが留学したUCLAについても、


ICUの学費を払っていれば現地での学費は免除されますが、生活費がかさみます。UCLAの寮には自炊施設がなく、金銭的負担が大きい。大体1年で、最低でも200万円ほどの留学費用が必要です」(同)


 かように出費の絶えない学生生活こそ、すべての根源だったと言えよう。秋篠宮家に通じる人物が明かす。


「交際中からもっぱら眞子さまのお考えを尊重し、一切の口出しをなさらなかった秋篠宮殿下に倣い、紀子妃殿下もまた、ご意見を仰るのは慎んでこられました」


 それでも、


「妃殿下は当初から、収入などの点で小室さんを懐疑的にご覧になっていた。陛下の裁可を頂きながらも延期という事態を招いたことについてはお嘆きになりつつも、事実上の“破談”へのシナリオが整い始めたことで、ご安堵の様子も拝察されるのです」(同)

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