≪2月米雇用統計≫
— 第一商品 マーケット速報 (@Daiichi_F24) 2018年3月9日
・非農業部門就業者数は前月比+31.3万人、予想(+20万人)を上回る
・失業率は4.1%、予想(4.0%)を上回り悪化を示す
・平均時給(前月比)は+0.1%、予想(+0.2%)を下回る
・平均時給(前年同月比)は+2.6%、予想(+2.8%)を下回る
(日本時間9日22時30分発表)
【速報 JUST IN 】米雇用統計 就業者31万人余増 予想大きく上回る #nhk_news https://t.co/PnvMl9Mv4N
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年3月9日
アメリカ労働省は9日、最新の雇用統計を発表し、先月の農業分野以外の就業者数は、前の月と比べて31万3000人の増加と市場の予想を大きく上回り、雇用の力強い伸びを示す結果となりました。
また、失業率も前の月と同じ水準の4.1%と、低い水準が続いています。
一方、前回の発表で大きく伸びたことで金利の上昇を招き、株価急落のきっかけとなった時給の平均は、前の年の同じ月と比べて2.6%の増加で、市場の予想を下回り伸びが鈍化しました。
市場では、今回の雇用統計について、FRB=連邦準備制度理事会が、今月の会合で、追加の利上げを決めるための有力な材料になると受け止められています。
ただ、トランプ大統領が発動を決めた鉄鋼製品などへの異例の輸入制限措置によって、アメリカの雇用が減少するという見方もあり、FRBが、今月の会合で今後の利上げのペースについて、どのような想定を示すのかに市場の注目が集まっています。
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