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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、20日夜、アメリカや韓国との対話に関する論評を伝えました。


この中で、「われわれの主導的な措置で、南北に和解の雰囲気が醸成され米朝関係でも変化の機運が生まれている」と主張し、米朝首脳会談が開催される見通しなって以降、初めて、「変化の機運」という表現を使って、アメリカとの関係を伝えました。


一方で、「南北関係も米朝関係も、すべてが始まりにすぎない」と強調したうえで、日本やアメリカなどから、圧力によって北朝鮮が対話に乗り出したという見方が出ていることについて「当事者が対座する前から有象無象の者たちが雰囲気を乱すことほど偏狭なことはない」と非難しました。


北朝鮮は、米朝首脳会談についていまだに公式の反応を示していませんが、今回の論評でトランプ政権に対する対話姿勢を示しつつ、今後のアメリカや関係国の出方を注視していると見られます。